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社労士がオススメしたい労務システム3選

2026年2月4日

労務システムの導入を検討する企業が年々増えています。
一方で、私たち社労士事務所のもとには、

✅「導入したが、結局Excel転記が残っている」
✅「現場が使いこなせず、形骸化してしまった」
✅「思っていた業務効率化が実現できなかった」

といった“導入後の後悔”に関する相談も多く寄せられます。

労務システム選びは、単なる機能比較や価格比較だけで決めてしまうと失敗しやすいのが実情です。
本当に重要なのは「導入後の運用まで見据えた選び方」ができているかどうか。

本記事では、YouTubeで公開した「社労士目線での労務システム比較解説動画」の内容をもとに、
実務で本当に使えるクラウド労務システム3選と、導入後にミスマッチを起こさないための考え方を文章でわかりやすく整理して解説します。


社労士が選ぶクラウド労務システム3選

今回ご紹介するのは、4つの選定ポイントから選んだ以下の3つの労務システムです。

4つの選定ポイント

  1. 従業員招待がスムーズに行えること
  2. 雇用契約書のWEB合意に対応していること
  3. 電子申請(e-Gov)に対応していること
  4. 年末調整の情報回収ができること

評価比較表(UI・機能・価格)

※評価はYouTube動画公開時点での社労士の所感に基づきます。

システム名 おすすめタイプ UI 機能 価格
SmartHR 連携重視・初心者向け ★★★ ★★ ★★
オフィスステーション コスパ・機能重視 ★★ ★★★ ★★★
One人事 将来性・統合重視 ★★ ★★ ★★

各クラウド労務システムを社労士目線で深掘り解説

SmartHR|使いやすさと連携力を重視する企業向け

SmartHRは「とにかく使いやすいUI」が最大の特徴です。

主なメリット
  • 操作が直感的で、従業員が迷いにくい
  • 入社手続き・雇用契約書の締結がスムーズ
  • 勤怠システムや給与システムとのAPI連携が柔軟

すでに勤怠システムを使っており、システム変更は考えていない企業には相性が良い選択肢です。

注意点

📌価格はやや高め
📌電子申請の対応範囲はオフィスステーションに比べると限定的

公式サイト:SmartHR


オフィスステーション|実務に強くコスパ重視の企業向け

オフィスステーションは、社労士や実務担当者からの評価が高い労務システムです。

主なメリット
  • 電子申請対応数が非常に多い
  • マニアックな手続きまでシステム上で完結
  • 3製品の中で最もコストパフォーマンスが高い

「紙の手続きを限界まで減らしたい」「労務業務を徹底的に効率化したい」という企業に向いています。

注意点

📌画面遷移が多く、UIは好みが分かれる
📌従業員向けの操作性はSmartHRに一歩譲る

公式サイト:オフィスステーション


One人事|将来のタレントマネジメントまで見据える企業向け

One人事は、近年急成長しているクラウド人事・労務プラットフォームです。
もともとタレントマネジメントを軸に開発されている点が特徴です。

主なメリット
  • 勤怠・給与・労務・タレントマネジメントを一元管理
  • データがつながるため人材活用に発展しやすい
  • 開発スピードが速く改善が反映されやすい
注意点

📌労務機能単体では、現時点ではオフィスステーションの方が守備範囲が広い

公式サイト:One人事


【重要】二度手間を防ぐための失敗しない選び方

労務システム導入で失敗する多くの原因は選び方の視点にあります。

視点①「連携」か「統一」かを明確にする

連携重視タイプ(SmartHR向き)
  • 今使っている勤怠・給与システムを変えたくない
  • API連携でデータをつなぎたい
統一重視タイプ(One人事向き)
  • 勤怠・給与・労務を1つの画面で管理したい
  • IDや操作画面を一本化したい

この判断を誤ると、「システムを入れたのに転記作業が増えた」という事態が起こりやすくなります。

視点② 今後の運用まで見据えた機能か確認する

「オールインワンだから便利」とは限りません。後から追加された機能は、実務では細かい部分が足りないケースもあります。

  • 自社の就業規則に対応できるか
  • 給与規程に耐えられる設計か
  • 実際の運用フローに無理がないか

デモ画面だけで判断しないことが重要です。


将来のタレントマネジメントをどう考えるか

将来的に人事評価・人材配置・スキル管理まで活用したい場合、システム選びはさらに重要になります。

  • 本格的に活用したい → One人事
  • まずは労務効率化を優先 →SmartHR / オフィスステーション

「今使わない機能」に引っ張られすぎず、段階的な活用を前提に考えるのがおすすめです。


まとめ|システム選定のゴールは「業務が楽になること」

労務システム選定のゴールは、「導入すること」ではなく「業務が楽になること」です。

✅SmartHR:既存システムを活かした連携重視
✅オフィスステーション:電子申請とコスト重視
✅One人事:将来の人材活用まで見据えた統一重視

どれが正解かではなく、自社の目的・業務フローに合っているかが最重要です。

労務システム選定でお悩みの方へ

労務システムは会社ごとの勤務形態・就業規則・運用体制に合わせて選択することが重要です。
「どのシステムが自社に合うか分からない」「判断基準が分からない」という場合は、製品選定の前に現状整理からのご相談をおすすめしています。

福岡社会保険労務士法人では、
就業規則や勤務形態、実際の運用フローを踏まえたうえで、
システムの選定・導入・定着までを一貫してサポートしています。

ぜひお気軽に無料相談フォームよりお問い合わせください。

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