給与計算の外注は本当に得?
アウトソーシングで会社が変わる!

2025年11月19日
給与計算は「あってて当たり前」。
一方でミスが許されない担当者の心理的負担は大きく、法改正対応も欠かせません。
人手不足が続く今、ノンコア業務は外部化し、コア業務へ人材を集中する企業が増えています。
目次
給与計算の重圧から解放されコア業務へ集中できる時代へ
✅給与計算は締め日・支給日に縛られ、残業・休日対応が常態化しやすい
✅法改正・保険料率変更・等級管理など、専門知識が常に最新である必要
✅世界では約70%が外部委託・日本は約30%。人材不足の日本でも外部化が急増中
これからの時代、企業が生き残るには“戦略的な業務”へ人と時間を振り向けるべき
給与計算を外部委託することで、経営・人事戦略の推進力を得られます。
戦略的アウトソーシングの3大メリット
① 高付加価値業務への人員再配置
人件費の高い担当者の時間を、評価・採用・教育・制度設計など“人を活かす仕事”へ。
コスト削減ではなく、再配置戦略です。

② 法的リスク・ミスの極小化
専門家が最新法令・制度改定を前提に運用。
社会保険料率変更や等級管理の漏れ、計算ミスといったコンプライアンスリスクを低減します。
③ 担当者の負担軽減とBCP対策
締め日前後の残業・休日出勤を抑え、離職リスクを低減。突発的な欠員や災害時にも継続運用(BCP)がしやすくなります。
引用:中小企業BCP策定運用指針
失敗しないための「役割分担」と「注意点」
導入失敗の多くは、丸投げと役割の曖昧さ。最初にルール化することが重要です。
失敗しないための「役割分担」と「注意点」
給与計算アウトソーシング導入の失敗の多くは、「丸投げ」または「役割の曖昧さ」にあります。
業務を安定させるためには、どの範囲を社内で行い、どこから外部に任せるかを明確にルール化することが重要です。
| 区分 |
主な役割 |
注意点・ポイント |
| 自社で行う業務 |
・勤怠データの確定
(打刻修正・残業・休暇確認)
・入退社・給与変更などの情報連絡
・支給・控除項目の最終確認 |
・締切や承認ルールを明確化しておく
・担当者不在時でも対応できる体制を準備
・システム入力ミスやデータ遅延が全体に影響する点に注意 |
| 外部に委託する業務 |
・給与計算処理
(支給・控除の反映)
・チェック用データの作成・納品
・法改正対応・社会保険料改定の反映
・銀行振込データ/各帳票の作成・納品 |
・依頼内容・スケジュールを明文化
(契約上の運用ルール・提出期限や業務範囲)
・セキュリティ体制・情報共有方法を確認
・修正依頼や確認フローを定期的に見直す |
| 共通・連携部分 |
・クラウド上でのデータ共有・承認
・不明点や変更点の迅速なコミュニケーション
・月次・年次スケジュールの共有 |
・定例ミーティングで現状確認・課題共有
・双方の担当範囲をマニュアル化して属人化を防止
・システム更新・運用変更時の影響を共有 |
【無料DL】給与計算アウトソーシング導入チェックリスト
成功の鍵は“仕組み化” クラウド×運用設計
仕組み化とは、“人を減らす“ことではなく、“誰が担当しても止まらない“体制をつくるための投資です。
■ポイント
・クラウドで情報共有
・担当者への教育、運用マニュアルの整備
・外部専門家との連携
・定期的なクラウドの設定、運用フローの見直し

まとめ:ノンコア業務からの解放で企業は強くなる
給与計算の外部委託は単なる業務削減ではなく戦略的投資です。外部化で生まれた余力を、人事戦略・制度設計・育成・離職防止に振り向け、企業の競争力を高めましょう。
福岡社会保険労務士法人では、
📌クラウド導入支援から運用定着まで(勤怠・給与・労務・タレントマネジメント)
📌給与計算・各種手続き業務のアウトソーシング
📌労務環境の改善コンサルティングなど
各分野の専門スタッフが専任いたします。
ぜひお気軽に無料相談フォームよりお問い合わせください。
この記事の著者
福岡社会保険労務士法人 代表社員 社会保険労務士 村里男樹
創業50年を超える歴史を持つ福岡社会保険労務士法人の代表社員。「手続きを代行するだけの社労士」ではなく、企業の成長と発展に本気で貢献する「提案型」の支援をモットーとしている。
強みは、労務相談や就業規則の見直し・作成といった基本業務に加え、勤怠・給与・タレントマネジメントなどのクラウドツール導入支援を組み合わせた総合的な人事労務の運用サポート。制度構築後の「運用」を重視し、労務環境の整備と企業発展に繋がる助成金の正しい活用にも注力している。